パプリカを料理に使うとき、「皮はむいたほうがいい?」「加熱すれば皮も気にならなくなる?」「マリネにするときはどうする?」と迷うことはありませんか。
パプリカの皮は、基本的にむかずに食べられます。
ただし、皮の食感が気になる料理や、なめらかな口当たりに仕上げたい料理では、加熱してからむく方法もあります。
大切なのは、すべての料理で皮をむくのではなく、皮の食感を残したいか、やわらかく仕上げたいかで使い分けることです。
この記事では、パプリカの皮をむく場合とむかない場合、焼いてからむく手順、料理別の下処理を紹介します。
パプリカの皮はむく?基本はむかずに使える
パプリカは、皮をむかずに使える野菜です。
炒め物やスープ、煮込み料理などでは、皮を残したまま調理しても問題ありません。
皮にはハリがあり、加熱しても果肉より食感が残りやすいことがあります。
そのため、やわらかい口当たりにしたい料理では、皮をむくと仕上がりを調整しやすくなります。
一方で、皮をむくと下処理に時間がかかり、果肉も一緒に取り除いてしまうことがあります。
料理の仕上がりに特に影響しない場合は、むかずに使うと手軽です。
パプリカの皮をむく場合・むかない場合
皮をむくかどうかは、料理の種類と好みで判断できます。
皮の食感を生かす料理ではそのまま使い、口当たりをなめらかにしたい場合はむく方法を選びましょう。
皮をむかずに使う料理
炒め物やカレー、スープなど、ほかの具材や調味料と合わせる料理では、皮をむかずに使う方法が向いています。
細切りや薄切りにすると皮の存在感が気になりにくくなり、下処理の手間も減らせます。
加熱時間や切り方を調整して、好みの食感に仕上げましょう。
皮をむくと仕上がりを整えやすい料理
焼きパプリカのマリネや、やわらかな口当たりにしたい前菜などでは、皮をむく方法が向いています。
焼いてから皮を取り除くと、果肉のやわらかさを感じやすくなります。
皮が口に残る感覚が苦手な場合にも試しやすい方法です。
パプリカの皮をむく方法
パプリカの皮は、生のまま包丁でむくよりも、焼いてから取り除く方法が一般的です。
加熱して皮を浮かせると、果肉を削りすぎずにむきやすくなります。
1. パプリカを洗って切り分ける
まずパプリカを洗い、水気を拭き取ります。縦半分に切り、ヘタと種、白いワタを取り除きましょう。
焼き方に合わせて、半分のまま使うか、大きめに切り分けます。
皮をむきやすくしたい場合は、表面を焼きやすい大きさにしておくと作業がしやすくなります。
2. 皮側を中心に焼く
魚焼きグリルやオーブン、直火などを使い、皮の表面を中心に加熱します。
皮に焼き色が付き、ところどころ膨らんだり黒くなったりするまで焼くのが目安です。
加熱方法によって時間は変わるため、色や皮の浮き具合を見ながら調整しましょう。
直火を使う場合は、やけどに注意してトングなどで扱います。
3. 蒸らして皮をむく
焼き上がったパプリカを耐熱容器などに入れ、ふたやラップを使って少し蒸らします。
熱が落ち着いたら、皮の端から指や包丁で少しずつむきましょう。
皮が果肉に張り付いている部分は、無理に引っ張らず、端からゆっくりはがします。
果肉まで削り取らないようにすると、仕上がりがきれいになります。
料理別に見るパプリカの皮の使い分け
パプリカの皮は、料理によって残すかむくかを決めると、下処理の手間と仕上がりのバランスを取りやすくなります。
炒め物は皮をむかずに使う
野菜炒めや肉との炒め物では、皮をむかずに使う方法が手軽です。
パプリカを細切りや薄切りにしておくと、皮の食感が気になりにくくなります。
加熱しても皮のハリが残ることがあるため、やわらかめに仕上げたい場合は、切り方を薄くしたり、加熱時間を調整したりするとよいでしょう。
マリネは皮をむくと口当たりがやわらかい
焼きパプリカのマリネでは、焼いてから皮をむく方法が向いています。
果肉がやわらかくなり、調味液となじみやすい仕上がりになります。
皮をむいた後は、食べやすい幅に切り、酢やオイルなどの調味料と合わせます。
皮を残した食感が好みなら、むかずに作ってもかまいません。
スープや煮込み料理は好みに合わせる
スープや煮込み料理では、皮をむかずに使うことができます。
ほかの具材と一緒に煮込むため、皮むきの手間を省きたい場合にも向いています。
なめらかな口当たりに仕上げたいポタージュなどでは、焼いて皮をむいてから使う方法もあります。
仕上がりの好みに合わせて選びましょう。
詰め物料理は皮を残して使う
パプリカに肉や米などの具材を詰める料理では、皮を残したまま使う方法が一般的です。
皮が果肉の形を保ちやすく、器のように具材を包む形に仕上げられます。
皮をむくと果肉がやわらかくなり、詰めるときや盛り付けるときに形が崩れやすくなることがあります。
形を保ちたい場合は、むかずに調理すると扱いやすくなります。
パプリカの皮をむくときの注意点
皮をむくときは、加熱の程度や作業の仕方によって、むきやすさや果肉の残り方が変わります。
焼き不足だと皮がむきにくい
皮の表面に十分な焼き色が付いていないと、果肉に張り付いてむきにくいことがあります。
皮が浮いているかを確認しながら焼き、むきにくい場合は少し追加で加熱しましょう。
熱いうちに無理にむかない
焼きたてのパプリカは熱いため、すぐに手で触るとやけどをするおそれがあります。
少し蒸らして熱を落ち着かせてから、トングなども使って作業しましょう。
生のまま無理にむこうとしない
生のパプリカの皮は果肉にしっかり付いているため、包丁でむこうとすると果肉まで削りやすくなります。
皮を取り除きたい場合は、焼いてからむく方法を試すと扱いやすくなります。
パプリカの皮についてよくある質問
パプリカは皮をむかないと食感が悪くなる?
必ずしも食感が悪くなるわけではありません。
炒め物やスープなどでは、皮を残したままでも使えます。
皮のハリが気になる場合は、薄切りにしたり、焼いてからむいたりして調整しましょう。
パプリカの皮は電子レンジでむける?
電子レンジで加熱して果肉をやわらかくすることはできますが、皮をきれいにむきたい場合は、グリルやオーブンなどで皮の表面を焼く方法が使いやすいでしょう。
電子レンジだけでは皮が均一に浮かず、むきにくい場合があります。
赤パプリカと黄パプリカで皮のむき方は違う?
基本的なむき方は同じです。
赤や黄などの色にかかわらず、洗って種やワタを取り除き、皮側を焼いてから蒸らすとむきやすくなります。
焼き色や皮の浮き具合を確認しながら調整しましょう。
まとめ
パプリカの皮は必ずむく必要はなく、料理の食感や仕上がりに合わせて使い分けられます。
- 炒め物や詰め物料理では、皮を残すと手軽で形も保ちやすい
- 焼きパプリカのマリネやなめらかな前菜では、皮をむく方法が向いている
- 皮をむくときは、表面を焼いて蒸らしてから少しずつはがす
- スープや煮込み料理は、口当たりの好みに合わせて選ぶ
- 生のままむくより、加熱してからむくほうが果肉を残しやすい
パプリカは、皮をむくかどうかで食感や下処理の手間が変わります。
すべての料理で皮を取り除くのではなく、炒め物ではそのまま、マリネでは焼いてむくなど、仕上がりに合わせて選びましょう。

