ブロッコリーは、調理前に水で洗ってから使うのがおすすめです。
ただし、上から流水をかけるだけでは、細かく枝分かれした房の中まで水が入りにくいことがあります。ボウルに水を張り、房を下向きにして水につけ、軽く振り洗いすると汚れを落としやすくなります。
丸ごとの状態で洗ってから小房に分けてもよく、小房に切ってからもう一度さっと洗う方法も使えます。洗ったあとは、ゆでる・炒める・電子レンジで加熱するなど、調理方法に合わせて水気を切るのがポイントです。
この記事では、ブロッコリーの房の中まで洗いやすい方法、切る前と切った後の違い、水気の取り方まで順番に解説します。
ブロッコリーは調理前に洗ってから使う
ブロッコリーは表面だけでなく、房の細かなすき間にも土や細かな汚れが入り込むことがあります。
そのため、調理前に一度水で洗っておくと扱いやすくなります。
流水だけより水につけると房の中を洗いやすい
ブロッコリーのつぼみ部分は細かく密集しているため、上から流水をかけただけでは水が表面を流れ落ちやすくなります。
ボウルに水を張り、房の部分を下向きにしてつけると、すき間にも水が入りやすくなります。
その状態で軽く振ると、房の中に入り込んだ細かな汚れも動かしやすくなります。
強くこすらなくても洗える
房の部分を手で強くこすると、つぼみが崩れたり細かな部分が落ちたりすることがあります。
表面をこするより、水の中で軽く振ったり、やさしく動かしたりする程度で十分です。
茎の部分に目立つ汚れがある場合は、流水を当てながら手で軽くこすって落とします。
ブロッコリーの簡単な洗い方
家庭で手軽に洗うなら、ボウルを使った振り洗いが簡単です。
特別な道具は必要なく、水とボウルがあればできます。
丸ごと洗う場合の手順
- ボウルにブロッコリーの房がつかる程度の水を張る
- ブロッコリーを逆さにして、房を水につける
- 茎を持ち、水の中で軽く振る
- ブロッコリーを持ち上げ、汚れが気になる場合は水を替える
- 最後に流水で全体をさっと流す
房を下向きにすることで、上から水をかけるだけよりも房のすき間へ水が入りやすくなります。
水の中で激しく振る必要はなく、数回やさしく動かす程度で十分です。
小房に分けてから洗う場合の手順
- ブロッコリーを食べやすい小房に切り分ける
- ボウルに水を張り、小房を入れる
- 手でやさしく動かすように洗う
- ざるに上げて流水でさっと流す
- 余分な水気を切る
小房に分けると、丸ごとの状態では水が届きにくかった部分も洗いやすくなります。
一方、細かく切りすぎるとつぼみが落ちやすくなるため、最初は食べる大きさ程度に分けてから洗うと扱いやすいでしょう。
切る前に洗う?切ってから洗う?
ブロッコリーは、切る前でも切った後でも洗えます。
それぞれに使いやすい点があるため、調理の流れに合わせて選ぶとよいでしょう。
切る前に洗うと作業が簡単
丸ごとの状態なら、茎を持ったまま房を下向きにして振り洗いできます。
小さな房がばらばらにならないため、洗ったあとの水切りもしやすくなります。
まず全体を洗ってから切り分けたい場合は、この方法が手軽です。
切った後に洗うと内側まで確認しやすい
小房に分けると、茎の分かれ目や房の内側まで見やすくなります。
丸ごと洗ったあと、切り分けてから気になる部分だけもう一度さっと洗う方法もあります。
房の中まで丁寧に洗いたい場合は、「丸ごと振り洗いしてから、小房に分けて軽くすすぐ」という流れも使いやすいでしょう。
房の中の汚れが気になるときは振り洗いする
ブロッコリーは形が複雑なので、表面だけ見ても房の奥の状態が分かりにくいことがあります。
その場合は、水の中で房を動かす振り洗いが向いています。
房を下向きにして水へつける
ブロッコリーを逆さに持ち、房の部分を水へ入れます。
茎を持ったまま軽く上下左右に動かすと、水が房のすき間へ入りやすくなります。
上向きのまま水をかけるより、房を水の中に沈めるほうが内側を洗いやすいでしょう。
水が汚れたら一度替える
振り洗いをして水の中に細かな汚れが目立つ場合は、一度水を捨てて新しい水に替えます。
再び軽く振り洗いし、最後に流水ですすげば下処理しやすくなります。
何度も繰り返す必要はなく、水の状態を見ながら1〜2回程度で十分です。
ブロッコリーを水につける時間は短時間でよい
ブロッコリーを洗うために、水へ長時間つけておく必要はありません。
房の中へ水を行き渡らせて軽く振り洗いするなら、数分程度でも行いやすいでしょう。
汚れを落とすことが目的なので、何十分も水につけ続けるより、ボウルの中で動かしてから水を替えるほうが洗いやすくなります。
洗い終わったらそのまま放置せず、ざるへ上げて水気を切ります。
茎の部分も洗って使える
ブロッコリーは房だけでなく、茎の部分も料理に使えます。
茎は表面が見やすいため、流水で洗いながら手でこする程度でも汚れを落としやすいでしょう。
表面の汚れは流水で落とす
茎に土や細かな汚れが付いている場合は、流水を当てながら指で軽くこすります。
くぼみや枝分かれしている部分も確認し、気になる汚れを落とします。
房を振り洗いするときに茎まで一緒に水へ入れて洗っても構いません。
硬い外側が気になる場合は切って整える
茎の外側が硬く感じる場合は、洗ったあとに厚めの部分を包丁やピーラーで薄く取り除く方法があります。
その後、薄切りや短冊切りにすると炒め物やスープなどにも使いやすくなります。
洗う工程と、食感を整えるための皮処理は分けて考えると下ごしらえしやすいでしょう。
洗ったあとの水気は料理に合わせて取る
洗ったブロッコリーは、調理方法によって水気の取り方を変えると扱いやすくなります。
特に炒め物とゆで物では、必要な水切りの程度が異なります。
炒め物・焼き料理はしっかり水気を切る
フライパンで炒めたり焼いたりする場合は、表面に水が多く残っていると焼き色が付きにくくなります。
ざるに上げて水を切り、必要ならキッチンペーパーで軽く水分を取ってから調理します。
油を使う料理でも、余分な水分を減らしておくと調理しやすくなります。
ゆでる場合はざるで切る程度でもよい
そのまま鍋のお湯へ入れる場合は、完全に乾かす必要はありません。
ざるへ上げて余分な水を落とせば、そのままゆでられます。
電子レンジで加熱する場合も、レシピに合わせて適度に水気を残すか、余分な水を切ってから耐熱容器へ入れます。
洗ってから切るときは小房の分け方にも注意する
ブロッコリーを洗ったあと小房に分けるときは、つぼみ側から包丁を大きく入れるより、茎側から切ると房がばらけにくくなります。
大きな房は茎の部分へ切り込みを入れ、手で割くように分けると細かなつぼみが落ちにくくなります。
食べる大きさをそろえると、ゆでたり炒めたりするときの加熱具合も合わせやすくなります。
洗い方だけでなく、切り分け方まで丁寧にすると下処理がスムーズです。
すぐ使うなら洗って水気を切って調理する
購入したブロッコリーをすぐ料理する場合は、難しい下処理は必要ありません。
ボウルへ水を張って振り洗いし、小房に分け、必要ならもう一度すすいでから調理します。
炒め物なら水気をしっかり取り、ゆで物ならざるで水を切る程度にするなど、その後の調理に合わせれば十分です。
房の中を洗いたいからといって強くこすったり、長時間水へつけ続けたりする必要はありません。
ブロッコリーの洗い方で迷ったらこの手順
普段の下処理なら、次の流れで洗うとわかりやすいでしょう。
- ボウルに水を張る
- ブロッコリーを逆さにして房を水へつける
- 茎を持って軽く振り洗いする
- 必要なら水を替えてもう一度洗う
- 小房に切り分ける
- 内側が気になる場合は小房をさっとすすぐ
- ざるに上げて、料理に合った程度まで水気を切る
ポイントは、房を下向きにして水の中で動かすことです。
流水を上からかけるだけより、細かなすき間にも水を行き渡らせやすくなります。
まとめ
ブロッコリーは、調理前に水で洗ってから使うとよいでしょう。
房は細かく枝分かれしているため、上から流水をかけるだけでなく、ボウルの水へ房を下向きに入れて振り洗いすると内側まで洗いやすくなります。
丸ごと洗ってから小房へ分けてもよく、切ったあとに内側を確認してもう一度軽くすすぐ方法も使えます。
洗ったあとは、炒め物や焼き料理なら水気をしっかり取り、ゆでる場合はざるで余分な水を切る程度にします。
ブロッコリーの洗い方は、強くこすることよりも、房の中へ水を入れてやさしく動かし、その後の料理に合わせて水気を取ることがポイントです。

