エリンギとしいたけは、どちらも炒め物や煮物などに使いやすいきのこですが、形や香り、食感には違いがあります。
歯ごたえのある食感を生かしたいならエリンギ、きのこらしい香りやうまみのある風味を料理に加えたいならしいたけ、と考えると選びやすくなります。
この記事では、エリンギとしいたけの違いを、名称や形、味・香り、食感、向いている料理から比較します。
料理ごとの選び方や、片方をもう片方に置き換えた場合の仕上がりの違いも紹介します。
エリンギとしいたけの違いを比較すると?
| 比較するポイント | エリンギ | しいたけ |
|---|---|---|
| 形 | 太い軸と小さめのかさを持つ | 丸みのあるかさと軸がある |
| 味・香り | 風味は比較的穏やかで、加熱料理になじみやすい | きのこらしい香りと風味を感じやすい |
| 食感 | 厚く切るとしっかりした歯ごたえを楽しみやすい | かさはやわらかくなりやすく、軸には歯ごたえがある |
| 料理での役割 | 食感を加えたい料理に使いやすい | 香りや風味を加えたい料理に使いやすい |
| 向いている料理 | 焼き物、炒め物、パスタ、ソテーなど | 煮物、汁物、炒め物、炊き込みご飯など |
大きな違いは、エリンギの太い軸を生かした歯ごたえと、しいたけの特徴的な香りや風味です。
エリンギの味・香り・食感は?
エリンギは穏やかな風味で料理に合わせやすい
エリンギは、しいたけと比べると香りが穏やかで、さまざまな味付けに合わせやすいきのこです。
しょうゆやバターを使った味付けだけでなく、洋風のソースやオイル系の味付けとも合わせやすく、ほかの食材と組み合わせて使いやすいのが特徴です。
エリンギは厚めに切ると歯ごたえを生かしやすい
エリンギは太い軸の部分が特徴で、輪切りや縦切りなど、切り方によって食感を変えられます。
厚めに切ればしっかりした歯ごたえを楽しみやすく、薄切りにすれば炒め物やパスタなどにもなじませやすくなります。
手で裂いて使う方法なら、表面に凹凸ができ、味付けとも合わせやすくなります。
しいたけの味・香り・食感は?
しいたけは香りときのこらしい風味を生かしやすい
しいたけは、独特の香りときのこらしい風味を感じやすい食材です。
料理に加えることで、具材としての存在感だけでなく、しいたけならではの風味も楽しみやすくなります。
煮物や汁物、炊き込みご飯など、料理全体にきのこの風味をなじませたいときに使いやすいでしょう。
しいたけはかさと軸で食感が異なる
しいたけは、かさと軸で食感に違いがあります。
かさは加熱するとやわらかくなりやすく、軸はかさよりもしっかりした歯ごたえを残しやすい部分です。
薄切りにして料理になじませたり、厚めに切って存在感を出したりと、切り方によって仕上がりを調整できます。
エリンギとしいたけはどんな料理に向いている?
エリンギは焼き物・炒め物・ソテー・パスタに向いている
エリンギは、歯ごたえを生かしやすい料理と相性がよく、焼き物や炒め物、ソテー、パスタなどに使いやすいきのこです。
厚めに切って焼けば食感を楽しみやすく、細めに切れば野菜や肉などと一緒に炒める料理にもなじみます。
バターしょうゆやオイル系の味付けとも合わせやすい食材です。
しいたけは煮物・汁物・炊き込みご飯・炒め物に向いている
しいたけは、香りや風味を生かせる料理と相性がよく、煮物や汁物、炊き込みご飯、炒め物などに使いやすいきのこです。
和風の味付けとの相性がよく、だしを使う料理やしょうゆ味の料理にも合わせやすいでしょう。
薄切りにすれば料理になじみやすく、厚めに切ればしいたけそのものの存在感を出しやすくなります。
料理ごとにエリンギとしいたけを選ぶなら?
| 料理 | 選びやすいきのこ | 選ぶポイント |
|---|---|---|
| 焼き物 | エリンギ | 厚めに切って歯ごたえを生かしたいとき |
| 炒め物 | どちらも使いやすい | 食感を重視するならエリンギ、香りを重視するならしいたけ |
| 煮物 | しいたけ | きのこの香りや風味を加えたいとき |
| 汁物 | しいたけ | きのこらしい風味を料理になじませたいとき |
| パスタ | エリンギ | 歯ごたえのある具材を加えたいとき |
| 炊き込みご飯 | しいたけ | きのこの風味を生かしたいとき |
| ソテー | エリンギ | 焼いたときの食感を楽しみたいとき |
もちろん、料理によってはどちらを使ってもおいしく仕上げられます。
迷ったときは、食感を主役にしたいのか、きのこの香りや風味を加えたいのかで選ぶと判断しやすくなります。
エリンギをしいたけに置き換えると仕上がりはどう変わる?
エリンギをしいたけに置き換えると、料理の香りや食感、見た目の印象が変わります。
エリンギの代わりにしいたけを使う場合は、太い軸を生かしたしっかりした食感よりも、しいたけ特有の香りや風味が目立ちやすくなります。
焼き物やソテーでは、エリンギとは違うきのこの存在感を楽しめます。
一方、しいたけをエリンギに置き換えると、香りは比較的穏やかになり、太い軸を生かした歯ごたえを出しやすくなります。
炒め物やパスタなど、食感を重視したい料理では使いやすい置き換え方です。
置き換えるときは、同じ量にするだけでなく、料理の中で「香り」「食感」「見た目」のどれを残したいかを考えると選びやすくなります。
エリンギとしいたけはどちらを選べばいい?
エリンギとしいたけは、料理で生かしたい特徴から選ぶとわかりやすくなります。
- しっかりした歯ごたえを楽しみたいならエリンギ
- 厚めに切って焼く料理ならエリンギ
- きのこの香りや風味を加えたいならしいたけ
- 煮物や汁物、炊き込みご飯に使うならしいたけ
- 香りよりも食感を重視したい炒め物ならエリンギ
- きのこの風味を料理になじませたいならしいたけ
どちらが優れているというより、料理をどのような仕上がりにしたいかで選ぶのがポイントです。
エリンギとしいたけの違いを簡単にまとめると?
エリンギとしいたけは、どちらも幅広い料理に使えるきのこですが、得意とする特徴が異なります。
- エリンギは穏やかな風味で、歯ごたえを生かしやすい
- エリンギは焼き物や炒め物、ソテー、パスタなどに向いている
- しいたけはきのこらしい香りと風味を楽しみやすい
- しいたけは煮物や汁物、炊き込みご飯などに向いている
- 食感を重視するならエリンギ、香りや風味を重視するならしいたけが選びやすい
きのこの違いをさらに比較したい場合は、しめじとぶなしめじの違いも参考になります。また、食感や味の違いから別のきのこを選びたいときは、えのきとしめじの違いや舞茸としめじの違いもあわせて読むと、それぞれの特徴を比較しやすくなります。
きのこ以外の食材の違いを知りたい場合は、厚揚げと油揚げの違いや無調整豆乳と調製豆乳の違いも料理での使い分けを考える参考になります。

