🧪【応用編】液卵の「正体」を深掘りする
— 工場の仕組み・殺菌・なぜ均一化できるのか —

博士、液卵ってただの“割った卵”じゃないんやね?
市販プリンがあそこまで均一なの、どう考えても卵の力だけじゃないやろ?

その違和感…正しいばい。
液卵は“ただの卵”の顔して、裏では工業レベルの技術が詰まっとる。

やっぱり!
じゃあ今日は“液卵そのものの正体”を深掘りやね?

任せとき。工場の仕組み、均質化、殺菌工程…
そこまで理解したら、市販食品の見え方が変わるけん。
液卵の製造工程を“現場目線”で解説
液卵はこうして作られる。
原卵の選別(ここで勝負は8割決まる)
- ヒビ
- 汚れ
- 重量
- 異常卵
などを超高速ラインで選別。
食品工場で最も重要なのは
“毎日同じ卵を揃えること”
液卵はこれを機械で実現する。
自動割卵(人間は絶対勝てない精度)
卵を
数千〜数万個/時
という鬼の速度で割り続ける。
ここで
- 殻混入
- 黄身崩れ
- 異物
- 血斑卵
などを検出して弾く。
人間の手作業では絶対ムリ。
均質化(液卵最大の秘密)
ここがプリンの“なめらかさ”と直結する工程。
巨大タンクで攪拌し、
- 水分
- 粘度
- タンパクの濃さ
- 空気混入の量
を 完全に均一化 する。
家庭の卵との最大の違いはこれ。
👉 内部リンク:液卵でプリンが滑らかになる理由(体験記事へ)
殺菌(家庭の生卵より安全な理由)
液卵は生卵と違い、
必ず 加熱殺菌(パスチャライズ) を通る。
- 低温殺菌(LTLT)
- 高温短時間殺菌(HTST)
サルモネラ菌の数値は ゼロ に近いレベルに。
「液卵=危険」という噂は、
この殺菌工程を知らない勘違いから生まれている。
低温保管(1℃〜5℃で管理)
液卵はとてもデリケート。
温度が1〜2℃ズレるだけで品質変化が起きる。
だから工場は
冷蔵保管・冷蔵配送・冷蔵受取
の三段階を徹底。
家庭の冷蔵庫より厳格。
液卵が市販食品で“神食材扱い”される理由
理由①:均一性が神レベル
プリン・卵焼き・ケーキ・デザート…
液卵を使う一番の理由はこれ。
「100回作っても100回同じ味になる」
消費者にとってはメリットしかない。
理由②:コストが低い
卵を1個ずつ割るコストがゼロになる。
破卵(われた卵)も利用できるので廃棄も減る。
だから、
“安いのに滑らか”というプリンが誕生する。
👉 内部リンク:液卵が安い食品の裏側(原価の魔法)
理由③:大量生産でミスが出ない
家庭で作るプリンは
「今日固まらない…」とかよくある。
液卵ならゼロ。
理由④:加工特性が優秀(プリン以外にも使われる)
- 卵サンドのフィリング
- スイーツ
- 練り物
- 冷凍食品
- パン
- カスタード
液卵が業務用の“黄金食材”なのはこの汎用性の高さ。
👉 内部リンク:液卵が使われる食品一覧
まとめ(応用編の結論)
液卵の本質は、
“卵を食品工場用に最適化した食材”。
危険性よりも、
「なぜこんなに均一に作れるのか?」
「なぜこの価格で売れるのか?」
という 仕組みが理解のポイント。
基礎編と合わせて読むことで、
液卵の見え方が一気に変わるはず。
次はコレを読まんと“半分だけ理解”で終わるばい
- 液卵が安い理由|食品が低価格で作れる“原価の魔法”
👉(リンク) - 【体験系】みよっと、ついに“500gプリン”に敗北する回
👉(リンク)
⚠ UraFood注意書き
プリンの均一な食感の裏側には技術あり。
でも深夜に食べ続けたら、私みたいに“訳のわからん発疹”で地獄見るけん気をつけてね。

